資生堂、米国発「ドランク エレファント」を日本に導入

粧業日報 2021年8月25日号 3ページ

資生堂、米国発「ドランク エレファント」を日本に導入
 資生堂は、2019年に買収した米国発のスキンケアブランド「DRUNK ELEPHANT(ドランク エレファント)」を、10月1日より三越伊勢丹グループでのエクスクルーシブ展開により日本に導入する。

 これにより、同社の収益基盤となるプレステージ・スキンケアブランドの一角を担うブランドへとさらに成長させていく。



 「ドランク エレファント」は、2013年に米国で、創設者であるティファニー・マスターソン氏が、スキンケアのあり方を変えたいという情熱から独学で成分や処方を学び立ち上げたバイオコンパチブルスキンケアブランド。フェイシャル、ヘア、ボディの幅広い製品ラインナップを展開している。

 同社は中長期経営戦略「WIN 2023 and Beyond」の一環として、スキンビューティーブランドの育成とポートフォリオの拡充に取り組んでいる。

 「ドランク エレファント」は、そのユニークなブランドプレゼンスと、グローバルに展開する資生堂の販売ネットワークとのシナジーによりグローバル市場でも展開地域を拡大し、日本での発売により25の国と地域での販売となる。

 「ドランク エレファント」は、ミレニアルやGeneration Zと呼ばれる若年層を含む幅広い顧客の価値観の変化を捉え、高い支持を得ている。

 ティファニー・マスターソン氏自身がソーシャルメディアで直接顧客に発信する共感性の高いコミュニケーションや、ECを中心としたビジネス展開など、デジタルを活用した優れたマーケティング力を通じて、加速度的な成長を実現している。

 ブランドフィロソフィーの中心にあるのは肌のための「成分引き算主義」で、肌の健康に直接寄与する成分や効果をサポートする原料のみを使用し、不必要あるいは肌に悪影響をもたらす可能性がある原料を使用しないなど、効果が高く肌に合うスキンケア化粧品を展開している。

 また、商品は刺激になりにくいpHレベルに調整されており、複数アイテムを混ぜてスムージーを作ることで、ヘルシーでうるおいバランスの取れた肌へ導くとともに、毎日カスタマイズされたスキンケアルーティンを楽しむことができる。
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