VC60、日本美容皮膚科学会総会・学術大会で優秀演題賞を受賞

週刊粧業 2021年10月4日号 16ページ

VC60、日本美容皮膚科学会総会・学術大会で優秀演題賞を受賞
 ビタミンC60バイオリサーチではこのほど、第39回日本美容皮膚科学会総会・学術大会において、同社が実用化に向けて開発を進めている新規化粧品原料でフェアリー化合物と呼ばれる2‐aza‐8‐oxohypoxanthine(AOH)の有効性および安全性評価研究結果に関する発表を行い、優秀演題賞を受賞した。

 AOHは、2010年に静岡大学・河岸洋和教授がフェアリーリングを形成するキノコの一種であるコムラサキシメジの培養液から、芝草の成長を促進させる物質「2‐アザヒポキサンチン(AHX)」を発見したことがきっかけとなり、その後、芝草の成長を抑制するイミダゾール‐4‐カルボキシアミド(ICA)やAHXの代謝物としてAOHが発見された。

 DNAマイクロアレイ解析により、AOHの皮膚に対する有効性を検証した結果、AOHは皮膚バリア機能を強化・改善する可能性が高いことがわかった。

 また、ヒト効果効能試験(臨床試験)を実施したところ、0.1%AOHを8週間塗布することにより、角層水分量が増加。さらに、皮膚からの水分蒸散量を示す指標であるTEWLが統計学的有意に減少することが明らかとなった。
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