ウェザーニューズ、ウェザーテックで化粧品業界のDXを推進

粧業日報 2021年10月13日号 3ページ

カンタンに言うと

  • 業界最高解像度の1kmメッシュ「乾燥指数API」を提供開始
ウェザーニューズ、ウェザーテックで化粧品業界のDXを推進
 ウェザーニューズは、高精度の気象データと最新技術の活用によって企業のDXを推進し、ビジネス課題を解決するWxTech️(ウェザーテック)サービスにて、1kmメッシュの高解像度「乾燥指数API」の提供を開始した。

 暖房の使用で湿度が低下する秋は、肌トラブルやかくれ脱水に注意が必要なことから、同社では乾燥対策アイテムを扱う企業向けに乾燥指数を開発し、絶対湿度から算出した乾燥の予測データ「乾燥指数API」の提供を開始した。

 1時間ごとの乾燥レベルを絶対湿度をもとに独自に指数化し、1kmメッシュの細かさで提供。72時間先までの乾燥レベルを「しっとり」「やや乾燥」「乾燥」「カラカラ」「超カラカラ」の5段階で予測する。



 クラウドを経由してAPIで提供することで、企業のシステムとの連携が容易になるため、化粧品メーカーは市場ニーズに合わせて様々な用途に活用できる。例えば、乾燥するタイミングに合わせた化粧品の広告出稿やサンプリング・クーポン配布などの販売促進、マーケティング戦略の立案、満足度向上の取り組み、製品開発やアプリのサービス開発などが挙げられる。

 化粧品メーカーでは、店頭でしっとり系の化粧水やシートマスクのサンプル配布での使用が想定される。

 購入者に対しては、「乾燥する日が続くので、今日はしっかりと保湿クリームを塗りましょう」など肌ケアを促すメッセージを通知するといった使い方も想定される。



 乾燥レベルによって広告のクリエイティブを出し分けるなど、乾燥が予想されるエリアに限定して配信することで、より効率的な広告展開も期待できる。
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