NCC、第29回オンライン全体会議を開催

粧業日報 2021年10月15日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 第7ステージはLINEの店頭活動実践で一定の成果
NCC、第29回オンライン全体会議を開催
 全国の化粧品専門店の若手経営者・後継者で組織する自主運営組織「NCC若手経営者の会」は10月5日、第29回オンライン全体会議を開催した。

 NCC若手経営者の会は、化粧品専門店が魅力的な業態へと進化するために次世代経営者の学びと交流の場として2006年8月に設立され、コロナ禍前までは体験型研修やセミナーなどのほか、資生堂のプラチナショップを中心に経営者・スタッフにスポットを当てたメークアップコンテスト「NCCコスメティック甲子園」を実施してきたが、コロナ禍においてはオフラインでの活動が大きく制限された。

 全体会議の挨拶に登壇した第7ステージの福家寛司NCC会長(センコヤ・香川)は、「NCCの会はすでに2年間リアルで開催できていないので、今回は何とかエリアごとで少人数単位でも交流の機会が持てればと思っていたが、コロナ感染の拡大により、安全を優先してオンラインでの開催となった。次回は開催できるよう計画していきたい。NCC第7ステージ後半はコロナの影響で取り組みの変更を余儀なくされ、LINE店頭活動実践プログラムのチャレンジとなったが、多くのメンバーが参加し、テーマである『共創』を実現してくれた。多くの専門店が店頭でのリアル体験を磨くことに集中してきたので、LINEとの接点がほとんどないメンバーが多く含まれる中で、こうして苦手分野を克服し一定の成果が上げられたことは大きな前進だった。この第7ステージでのデジタルの取り組みと、資生堂との協働取り組みが本日で一区切りとなるが、これで歩みを止めるのではなく、これをスタートとしてさらに磨きをかけていきたい。SNSツールを使用してのデジタルマーケティングにより、お客様とつながる活動はますます欠かせない企業スキルであり、使えて当たり前が顧客から求められる状況となっている。それと同時にリアルで求められるレベルも上がっていく筈であり、メンバー間での切磋琢磨により、時代の変化へしっかりと対応していきたい」と語った。

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