ドラッグストア業態、立地・品揃えで業績の明暗が分かれる

週刊粧業 2021年10月18日号 27ページ

カンタンに言うと

  • 郊外店舗が比較的好調に推移
  • 食品に強みを持つ企業が伸長
  • PBは高質化・高機能化の方向へ
  • デジタル施策の取り組みも強化
ドラッグストア業態、立地・品揃えで業績の明暗が分かれる
 日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)が発表した2020年度「日本のドラッグストア実態調査」によると、2020年度の総売上は前年比4.6%増の8兆363億円となっている。

 カテゴリー別の売上推移では調剤・ヘルスケアが5.7%増、ビューティケアが0.4%減、ホームケアが7.9%増、フーズ・その他が4.4%増となった。都市型の店舗が苦戦した一方で、食品や日用品に注力する郊外店が好調に推移した。

 コロナ禍に対応して、デジタル施策に注力する傾向もみられる。

郊外店舗が比較的好調に推移
食品に強みを持つ企業が伸長

 人々の衛生意識や健康意識が高まりつつある中で、ドラッグストアの役割はさらに重要性を増していると考えられる。

 コロナ禍においては、マスクやアルコール除菌剤、ハンドソープ、殺虫剤などが好調に推移し、トイレットペーパーや生理用品が欠品するなど衛生関連商材が大きく伸長した。

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