SAKURAYA FOR ME 八王子店、非接触に対応しつつリアル店舗の価値を追求

週刊粧業 2021年10月18日号 10ページ

カンタンに言うと

  • 視覚の刺激とデジタルツールの活用でニューノーマルに対応
  • 視覚を刺激する店づくりにより感動を生み出し来店価値を創出
  • 「10人中10人にお声がけする」、実施率の徹底こそ成果を生む
  • 個々のスキル高め出る杭をつくる、強い個性こそ顧客を集める時代に
SAKURAYA FOR ME 八王子店、非接触に対応しつつリアル店舗の価値を追求
 西東京エリアを中心に化粧品専門店、ヘアサロン、ネールサロンを運営するさくら屋(本社=東京・多摩市)は10月2日、「八王子店」へ「京王八王子店」(9月閉店)の取り扱いブランドを統合する形で1店舗に集約し、再スタートを切った。

 JR線沿いの同社初の店舗として昨年10月オープンした「八王子店」は、ブランド拡充によりこれまで以上に利便性を高め集客を進めていく。

 非接触に対応しながらリアル店舗ならではの価値を高めた内装や今後の化粧品専門店に求められるスキル、注力施策に至るまで、常務取締役ゼネラルマネージャーの木内貴久美氏と「八王子店」店長の端山有怜沙氏に話を伺った。

視覚を刺激する店づくりにより
感動を生み出し来店価値を創出

 「SAKURAYA FOR ME 八王子店」は、JR八王子駅に隣接した商業施設「セレオ八王子 北館」の3階に位置する。「足を運びやすいJR線沿いに出店してほしい」という顧客の要望や、西東京を中心に出店する同業態のドミナント戦略とマッチしたため、昨年10月のコロナ禍にオープンを決めた。

 今年9月には、既存の「京王八王子店」を閉店するとともに、同店で取り扱っていた「アルビオン」「イグニス」「エレガンス」を「八王子店」に移転する形で統合し、新たにスタートを切った。

 改札を抜けて数分で足を運べる好立地に構えられた店舗は、エスカレーターを上がって正面に位置し動線にも恵まれている。延床面積は約40坪で、前述したブランドに加え「コスメデコルテ」や「プレディア」「クレ・ド・ポー ボーテ」など約10ブランドを揃えている。

 店舗設計にあたり、木内氏は「視覚を刺激する仕掛けづくりにこだわった」という。

 「あらゆる物事への感動を生み出すには五感の刺激が欠かせないが、コロナ禍ではお客様に触れることが叶わない。そこで視覚を刺激するビジュアル面を際立たせ、来店のたびに印象を残せるような店舗づくりを心掛けた」

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