資生堂、チーム伴走型美容プログラムを開始

粧業日報 2021年11月1日号 2ページ

資生堂、チーム伴走型美容プログラムを開始
 資生堂は、デジタルでのコミュニケーションに特化した美容部員(BC)による、同社初のチーム伴走型美容プログラム「ONLINE BEAUTY STUDIO」を、11月中旬から実施する。

 「毎日専門的なアドバイスが欲しい」「一緒にお手入れを続ける仲間が欲しい」といった、従来の店頭接客だけでは対応が難しいニーズに、デジタルならではのオンラインセミナーとLINEチャットで応えていく。

 第1弾のプログラム「つや玉を実感するための4週間」では、オンライン・スキンケアセミナーでのレッスン後、エリクシール独自の「つや玉カウンセリング」を用いた肌測定をスマホで行う。肌測定結果に基づいたアドバイスや美容情報を、毎日LINEチャットで受け取ることができるほか、参加者同士が情報を交換する場としても活用できる。

 期間中担当BCが参加者に寄り添ったコミュニケーションを継続的行うことに加え、参加者が互いにコミュニケーションを取ることことで、顧客ニーズに応えながらチームとして美肌づくりを目指す。

 デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させ、日本の事業モデルを革新していくことを目的に、2021年7月に設立された資生堂インタラクティブビューティーは、従来のリアルの対応だけではない、デジタルでのコミュニケーションに特化したBCの育成を行っている。

 社内公募によって選出された25名のBCは、約3カ月にわたる専門のトレーニングを経て、資生堂美容総合サイトワタシプラスでのライブ配信やWebカウンセリング、専用サイトの展開やSNSのアカウントでの発信を行っている。
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