ライオン、墨田区と使用済みハブラシで資源循環の仕組みを確立

粧業日報 2021年12月2日号 5ページ

ライオン、墨田区と使用済みハブラシで資源循環の仕組みを確立
 ライオンは、2020年3月に東京都墨田区と締結したハブラシリサイクルに関する協定に基づき、同区のごみ回収事業と連携した使用済みハブラシの回収を行う中、資源循環(使用済みハブラシ回収~リサイクル~再生品加工~資源排出者への還元)の一連の仕組みを確立した。

 同社は墨田区との協定に基づき、「ハブラシリサイクル」の資源循環の仕組みづくりに努めてきた。2020年4月から墨田区の学校など教育機関や公共施設などに回収ボックスを設け、集まった使用済みハブラシは、すみだ清掃事務所の職員が定期的に回収を行ってきた。

 2021年3月までの1年間で集まった5571本の使用済みハブラシは、同社指定のリサイクル関連企業で再資源化。墨田区の子どもたちをはじめとして、区民が使用するプラスチック製品の「15㎝定規」に成形加工して、2021年11月に、墨田区、墨田区立外手小学校に進呈している。

 今後、作成した定規は、使用済みハブラシの回収に協力的な学校などの教育機関や区内のイベントにて配布する。
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