日本メナード化粧品、目もとの肌を追究し、さらに進化

週刊粧業 2022年1月1日号 85ページ

日本メナード化粧品、目もとの肌を追究し、さらに進化
 日本メナード化粧品は、コラーゲン研究から生まれたスキンケアブランド「コラックス」より、アイクリーム「コラックス アイ」(18g1万1000円)を2021年10月にリニューアル発売した。

 コロナ禍の影響でマスク着用が長期化する中、マスクに隠れない目もとのケア意識の高まりも見られる。

 目もとの肌に着目した新規成分を配合した新「コラックス アイ」を通じて、ブランド愛用者の新規獲得につなげる。

 同社は、角質層にスムーズに浸透するコラーゲン研究を進める中、フカヒレ由来のコラーゲンを特定の酵素で切ることで、アミノ酸G(グリシン)とP(プロリン)が結合するジペプチドGP(グリシルプロリン)を多く含む「3D構築コラーゲン」(保湿成分)の開発に成功した。18年秋には「3D構築コラーゲン」を配合した美容液「コラックス」「コラックス〈21〉」を発売している。

 新「コラックス アイ」には、3D構築コラーゲンに加え、目もとの肌の研究成果を応用した新規成分「チョウマメ花エキス」(整肌成分)を新たに配合した。チョウマメ(蝶豆)は、インドから東南アジアにかけて生息分布するマメ科の多年生植物で、健康や美容に良い素材としてチョウマメの花はハーブティーなどに利用されている。

 同社は、20~70代女性606名に「理想とする目もと」に関する調査とその結果から「目もとの悩みは現れる部位や種類に様々なものがあり、年代ごとに目もとの悩みが変化する」と見解を深めている。

 そして、目もとの肌は、皮膚が薄く皮脂が少ないため、他の顔の部位に比べて乾燥しやすい。

 そこで、新「コラックス アイ」は、「うるハリシールド処方Ⅱ」を新たに開発・採用した。コクのあるリッチなクリームがなめらかに伸びて、肌に密着し、肌がピンとひきしまったようなハリ感をもたらして、うるおいを保つ。
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