ミルボン、毛髪のツヤに毛髪内脂質が関与することを発見

粧業日報 2022年1月26日号 5ページ

ミルボン、毛髪のツヤに毛髪内脂質が関与することを発見
 美容室向けヘア化粧品メーカーのミルボン(佐藤龍二社長)は、毛髪内脂質が毛髪の動きやすさに関与し、ツヤに影響を及ぼすことを見出した。また毛髪内脂質を構成する成分は加齢によって変化し、それに伴いツヤの低下が引き起こされることを確認した。

 なお、同研究成果は「第44回日本分子生物学会年会」において、「加齢に伴う毛髪内脂質組成の変化(Age-related Changes in Lipid Composition of Hair)」というタイトルで発表している。

 同社では、自社調査において多くの女性が加齢に伴う毛髪のツヤの低下を感じていることを突き止めている。また、加齢に伴うツヤの低下の要因を解明することは、効果的なツヤの改善方法を見出すのに重要であり、毛流れが揃い毛髪表面で光が反射することで感じられる一方、毛髪の毛流れが揃わなくなると、反射光が散乱してツヤが低下してしまうことも解明している。

 こうしたことを踏まえ、同社では、加齢に伴って起こる毛髪構成成分の変化が毛髪の物性に影響を及ぼし、毛流れを乱してツヤの低下をもたらしているのではないかと考え、その解明に取り組んだ。

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