マンダム、主力ブランドの苦戦などで通期業績を下方修正

粧業日報 2022年2月15日号 5ページ

カンタンに言うと

  • 3Qは日本・インドネシアが伸びず、海外その他は堅調に推移
マンダム、主力ブランドの苦戦などで通期業績を下方修正
 マンダムの2022年3月期第3四半期決算は、日本国内・海外ともにコロナ感染拡大の影響を受けて、主力の男性向けブランド「ギャツビー」を中心に厳しい状況が続いており、売上高が前年同期比11.1%減の426億円、営業損失が10億2100万円(前年同期は8億1300万円の利益)、経常損失が5億9300万円(同12億8800万円の利益)、四半期純利益が89.6%減の2億4000万円だった。

 男性事業は制汗シートを中心とした夏季シーズン品に加え、在宅勤務の浸透などでスタイリング剤の需要が伸びず、ギャツビーとルシードがともに苦戦して6.8%減の252億9300万円だった。女性事業は、ルシードエルが好調に推移したものの、インドネシアで展開するピクシーが苦戦して4.8%減の126億6600万円だった。

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