花王、K25達成に向けて抜本改革に着手

訪販ジャーナル 2022年2月14日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 3つの領域を設定し、メリハリのある事業構造へ
  • 新たなロードマップを作成、稼ぐ方法を大胆にシフト
花王、K25達成に向けて抜本改革に着手
 花王は、「K25」の達成に向けて基幹事業(Reborn Kao)の抜本的な改革に不退転の決意で臨む。

 市況に依存しない強い事業体質へと転換を図るべく、「高収益コア事業への集中投資(メリハリ投資)」「パーパスドリブンのブランド育成(ロイヤリティ重視)」「オンリーワン価値提供の追求(非競争領域)」の3点に取り組む。

 原材料高への対応として、その影響が大きいファブリックケア、ベビー用紙おむつのカテゴリーを中心に、3月より戦略的値上げ(「改良によるダウンサイジング」「販促費の見直し」など実質値上げも含む)に踏み切る。

 これにより、コストアップの7割をカバーする。物流費の高騰にはTCRで対応する。

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