資生堂、倫理行動基準を改定

粧業日報 2022年5月12日号 4ページ

資生堂、倫理行動基準を改定
 資生堂は、全世界の社員が全てのステークホルダーと信頼関係を築き、事業活動を推進していくために大切な高い倫理観と取るべき行動の指針を定めた「資生堂倫理行動基準」を改定した。

 新しい倫理行動基準では、人権、多様性、個人のプライバシーやサステナビリティに関わる社会全体の意識の高まりなど、近年のビジネス環境の変化に対応した内容の拡充を図った。また社員が理解を深め、日々の行動に反映するため、トップメッセージによる行動基準の意義の訴求に加え、関連ルールへのリンクやQ&Aを追加するなど、より明快で親しみやすい構成とした。

 全ての事業活動において取るべき行動規範については、社員、顧客、取引先、株主、社会・地球のステークホルダーごとに5つの章で構成した。世界中の多様な社員が理解を深め、より高い倫理観を共有できるように、日本語を含む16の言語に翻訳し、全社的なトレーニングも順次実施していく。

 同社は企業使命「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD (美の力でよりよい世界を)」のもと、美しく健やかな社会と地球が持続していくことを目指している。

 その実現には、社員一人ひとりが行動基準に則って活動し、社員、顧客、取引先、株主、社会からの信頼を得ることが不可欠だ。

 全社員が、事業活動を行うあらゆる国・地域の法律、社内ルールや遵守すべき原則としての「資生堂倫理行動基準」に立ち返りながら、高い倫理観を持って日々の業務を推進することで、世界で最も信頼されるビューティーカンパニーとなり、次の150年、それ以降も、社会にとって不可欠な存在となることを目指す。
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