花王、ほうれい線を目立ちにくくするベースメークを発売

粧業日報 2022年6月1日号 4ページ

花王、ほうれい線を目立ちにくくするベースメークを発売
 花王は9月10日、カネボウ化粧品のカウンセリングブランド「TWANY(トワニー)」から、塗膜収縮によって肌を引っ張り、ほうれい線を目立ちにくくするベースメーク「ドラマティックメモリー」(本品5.5mL・8800円、トライアルセット:本品2mL+一緒に使える4ステップアイテム(10日分)6600円)を発売する。

 特殊なポリマーと油剤を組み合わせた世界初の成分アプローチを採用しており、塗膜が収縮することで肌を引っ張り、ほうれい線を目立ちにくくする。さらに、よりキレイに仕上がるよう、店頭では使用方法・使用上の留意点の説明を丁寧に行うなど、きめ細かなカウンセリングを実施していく。

 「トワニー」は、国内を中心に注力する8つのブランド「R8」の1つで、一日・一月・一年・一生の「美しさのリズム」に基づいて、一人ひとりの肌に寄り添い、生涯にわたる美しさを提供していくことをブランド価値とし、カウンセリングを通じて商品や美容の提案、顧客とのコミュニケーションを行っている。

 ほうれい線の目立ちは多くの人が抱える肌悩みの1つで、特に40~60代では8割以上の人が悩みに感じている。また昨今、マスクを外した時に口もとを見せることに抵抗を覚えるという声も聞かれている。そこで今回、ほうれい線についてさまざまな角度から調査・研究を重ね、シワの深さが同程度であっても、その外側にある頬のふくらみが大きいほど、ほうれい線が目立つことを突き止めた。

 ほうれい線の見え方は「『小鼻と口角を結ぶシワ』と『頬のふくらみ』による影の影響が大きい」と捉え、世界初の成分アプローチにより、塗膜が収縮することで、肌を物理的に引っ張り、シワと頬のふくらみの2要因からなる影を減らすことで、ほうれい線を目立ちにくくするベースメークアイテムを開発した。ファンデーション前の新習慣として提案していく。

 「ドラマティックメモリー」は、液が乾くと縮んで薄くしなやかな膜となり、肌を引っ張って、シワと頬のふくらみの2要因からなる影を減らし、ほうれい線を目立ちにくくする。化粧水と化粧下地を使用した後、ほうれい線に沿って線を引くように塗布。その後、パウダーファンデーションでベースメークを仕上げる。

 また、トワニーではAI技術でほうれい線の見え方を9タイプに分類し、顧客が自分のほうれい線の見え方のタイプを自宅でも確認できるよう、7月にブランドサイト内に「ほうれい線 AI FINDER」を導入する。

 自撮りした顔画像をもとにAIが分析して、顧客に近い見え方のタイプを結果として表示。タイプに合わせて、ドラマティックメモリーをはじめとするメークアイテムや使い方を紹介する。来店前や来店時に自分自身のほうれい線の見え方のタイプを確認してもらうことで、店頭でのスムーズな商品紹介につなげていく。
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