ファンケル、ニキビの炎症を抑える成分の有効性を報告

訪販ジャーナル 2022年7月4日号 5ページ

カンタンに言うと

  • ニキビの繰り返しに炎症関連タンパクが関与していることを発見
ファンケル、ニキビの炎症を抑える成分の有効性を報告
 ファンケルは、ニキビが繰り返し発症する肌の改善を目的とした研究を、独自の肌解析方法「角層バイオマーカー」で行い、皮膚の炎症に関わるタンパク「NGAL(ゼラチナーゼ関連リポカリン)」が、ニキビ発生時のみならず、肌の表面上にニキビ症状がない時にも、皮膚内で過剰に増加していることを発見した。

 これによりニキビが発生していない状態でも、皮膚の中では炎症が継続している可能性と同時に、皮膚の炎症が繰り返して発症するニキビに関与することを明らかにした。

 さらに、過剰に発生した「NGAL」を抑制する成分として、皮膚細胞を用いた実験で「トラネキサム酸」を見出し、トラネキサム酸と抗炎症成分を配合したスキンケア製品を用いた連用試験にて、赤ニキビ(炎症性皮疹)の数が減少し、ニキビが改善されることを確認した。

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