一丸ファルコス、中国の化粧品規制に対応した登録原料数350超に

粧業日報 2022年7月25日号 4ページ

一丸ファルコス、中国の化粧品規制に対応した登録原料数350超に
 化粧品原料メーカーの一丸ファルコスは、中国の「化粧品監督管理条例」に基づく新たな管理規定への対応を進め、このほど登録原料数が350製品を超えたと発表した。

 新管理規定は2021年5月に施行され、中国で販売する化粧品に配合した各原料に対して「原料安全性関連情報資料」の添付、または中国当局のWebサイトから取得した「原料提出コード」を記載することが求められている。

 原料に関する安全情報を入力して原料提出コードを取得できるプラットフォームは、21年12月末に開設されており、中国市場に進出している日本の化粧品メーカーやOEM、原料メーカーなどが規制対応を進めている。

 同社は、中国現地法人の上海一丸貿易有限公司と連携し、カタログ掲載原料を中心に原料提出コード取得を進め、今年6月までに350製品を超えるコードを取得した。7月よりWeb版の製品カタログ「ICHIMARU Web-PG」にて、中国で販売可能な全ての掲載製品の原料提出コードを表示し、登録会員者の利便性向上を図っていく。

 また、中国化粧品原料登録に関する原料情報をまとめた資料も、同Webカタログより順次ダウンロードを可能にしていくという。
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