第5回「中国輸入博覧会」が上海にて開催予定

週刊粧業 2022年8月1日号 9ページ

第5回「中国輸入博覧会」が上海にて開催予定
 第5回「中国国際輸入博覧会」(以下、「輸入博」)は11月5日~11月10日にかけて中国・上海にて開催される。輸入博は世界127カ国・地域から約2900社・団体が参加する輸入特化型の総合見本市である。

 その中でも化粧品を対象とする「消費財展示エリア」は、輸入博で最も注目されている展示エリアの1つとなっている。

 本エリアでは、世界でも有力な業界大手企業と十数万人の仕入れ担当者が参加し、その場でビジネスに発展させることも可能だ。またメディアも多く訪れるので中国市場へのプロモーションも行うことができる。

 昨年開催された第4回輸入博では、資生堂、花王、コーセー等も消費財展示エリアに出展し、既存の商品だけでなく、多くの初披露の新製品を来場した一般消費者に向けてアピールした。

 まもなく開催される第5回輸入博の消費財展示エリアでは、ビューティー・コスメティック特別展示エリア(以下、「特別展示エリア」)を開設し、「グリーン・サステイナブル」「ビューティー『ブラックテクノロジー』」をテーマに掲げ、「フェイシャルケア・メイクアップ」「ボディケア・コスメティック」「プロフェッショナルビューティー」という3つのカテゴリーを中心として、各社のブランドコンセプトや最新の製品開発を広く紹介する。

 特別展示エリアでは、日本の中小企業や新興ブランドの出展も強くサポートされている。一般的なスキンケア用品からプロ向けのメーク製品、ボディケア、ニッチな入浴剤まで、世界中の製品が出展可能で、来場者に向けて最新の美容製品をアピールできる。

 日本貿易振興機構(JETRO)上海事務所の水田賢治代表は、「日本貿易振興機構は中国の巨大な市場に強い自信を持っている。今年1月1日に発効した『地域的な包括的経済連携協定』(RCEP)は、各国が経済・貿易のさらなる発展をサポートし、日中の経済・貿易の協力関係を一層醸成させる」と述べた。

 第5回輸入博の各種準備活動は順調に進捗している。企業の出展申し込みも活発に行われており、契約済みの展示面積は予定面積の7割を上回っているが、現在も出展は受け付けている。

 今年の特別展示エリアでは、出展者と来場者の輸入博への参加感、アクセス感を全面的に高めるために、テーマに即したイベントも開催される予定だ。
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