アイル、インボイス制度開始に伴う事業者向けセミナーを開催

　企業向け業務管理システムを開発・提供するアイルは10月25日、企業間の商行為をデジタル化することで業務効率化、コスト削減、ペーパーレスを実現するクラウドサービスの開発・運営を行うインフォマートと共催で、「インボイス制度待ったなし！迫りくる法令改正と時代の変化に対応可能な業務システムについて」をテーマに、来年の適格請求書等保存方式（インボイス制度）開始に伴い業務システムの見直しを検討している事業者に向けて無料オンラインセミナー（14～15時）を開催する。

　インボイス制度開始まで残り1年を切った今、インボイス制度における登録申請の受付開始や、電子インボイスの普及に向けた「Peppol（ペポル）」に基づく標準仕様の策定など、請求書・通知書の電子化を取り巻く環境が急速に変化し、制度対応への備え、制度開始後の業務負荷削減を狙いとして、請求書の電子化を検討する動きが拡大している。

　今回のセミナーでは、インボイス対応に向けて国が目指している請求書の電子化像と、それを実現可能な「BtoB プラットフォーム請求書」について紹介する。また、制度改定をきっかけとした販売管理システム見直しのポイントや、様々なITツールとの連携による業務効率化、テレワーク移行の方法についても解説する。

　第1部では、インフォマートの田花康志郎氏（パートナー事業部Sales推進室）が、今年1月に改正された電子帳簿保存法に準拠した形で、請求書を電子保管・完全ペーパーレスを可能にし、インボイス制度に対応できる「BtoB プラットフォーム請求書」の概要について解説する。

　第2部では、アイルの古川里紗氏（首都圏パートナー推進課）が、制度改定に付随し、関心が高まっている販売管理システムに求められる最新のポイントについて、導入事例を交えて紹介する。