JTS、ヒアルロン酸の組み合わせ提案で付加価値化を実現

週刊粧業 2022年12月5日号 10ページ

カンタンに言うと

  • 国内外で豊富な実績
JTS、ヒアルロン酸の組み合わせ提案で付加価値化を実現
 JTSは、ブルーメイジバイオテクノロジー社製のヒアルロン酸シリーズの取り扱いを開始した。

 ブルーメイジ社は、医薬品・化粧品・食品領域で、特許技術を用いたヒアルロン酸を開発・製造している。JTSは、化粧品用途のヒアルロン酸シリーズとして、ヒアルロン酸と亜鉛イオンを結合させた「Hybloom ヒアルロン酸 亜鉛」と、特許技術(酵素分解技術)を用いた超低分子ヒアルロン酸(2種、mini HA、micro HA)を販売する。

 いずれも品質の高さと供給の安定性から、海外だけでなく、日本国内でも既に採用実績を豊富に持つ。同社は、リーズナブルな価格設定にし、分子量や作用機序の異なるヒアルロン酸の組み合わせによる高機能化・付加価値化もサポートしていく。

 ブルーメイジ社のヒアルロン酸亜鉛は、ヒアルロン酸と亜鉛イオンを結合させた成分で、創傷治癒促進、殺菌、抗酸化、肌を癒すなどの効果が認められ、医薬品分野にも応用されている。

 化粧品用の「Hybloom ヒアルロン酸 亜鉛」(表示名称:加水分解ヒアルロン酸亜鉛、中国INCI初取得)は、0.1~0.5%の推奨濃度で、皮膚のハリ・弾力アップや保湿作用などヒアルロン酸に備わる効果に加え、抗酸化作用、鎮静作用、抗菌作用、皮脂抑制作用などが確認されている。

 超低分子ヒアルロン酸「mini HA」(分子量5000~1万Da)と「micro HA」(5kDa以下)は、酵素分解法を用いて分子量が極めて低い加水分解ヒアルロン酸Na。表皮や真皮への浸透性が高く、一般的な低分子ヒアルロン酸Naに比べ、保湿性や抗炎症、修復性に優れている特徴が認められている。高分子ヒアルロン酸との組み合わせで、相乗効果を生み、保湿効果を高めることも可能だ。
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