コスメシューティカル、ヒト幹細胞培養液+NMN配合の新処方

週刊粧業 2023年1月1日号 92ページ

カンタンに言うと

  • 機能性原料との組み合わせで新たな価値を
コスメシューティカル、ヒト幹細胞培養液+NMN配合の新処方
 コスメシューティカルは2023年、新原料を取り入れた処方提案に注力する。

 業界でも注目を集めるNMNだが、同社への問い合わせにおいても、幹細胞コスメにNMNを配合したいというニーズが増加傾向にあるという。

 そうした中で、同社では新たに、ヒト幹細胞培養液とNMNを組み合わせ、NMNの浸透性や安定性を高めた新原料を採用した処方を提案する。幹細胞培養液とNMNは相性が非常に良く、これまで以上のアンチエイジング効果が期待できる。

 さらに、ファイバー状のヒアルロン酸とヒト幹細胞培養液カクテルの2剤を使用時に混ぜる、フレッシュでユニークな処方の提案も開始する。

 「今回、純度の高いファイバー状のヒアルロン酸を取り扱う原料メーカーと提携し、処方開発を行った。ファイバー状のヒアルロン酸は現在、韓国のクリニック関連の案件で引き合いが増えているといい、見た目にインパクトがあり効果実感も高く、これから日本でも人気が高まるのではないか。ヒアルロン酸は保水力が高い一方で容器内部に付着しやすいが、低分子化されたファイバー状のヒアルロン酸は、ヒト幹細胞培養液カクテルにしっかりと混ざり、より高い効果を実感できる。今後の展示会では、来場者の皆様にお試しいただけるよう、サンプルの準備を進めている」(同社)

 また、マスク着用により目元周りの悩みが増える中で、保湿・ハリ・シミ・シワにアプローチする、ヒアルロン酸・ヒト幹細胞培養液・エクソソーム配合のマイクロニードルのODM提案をクリニック向けにスタートした。初回生産分は既に完売するなど、非常に多くの引き合いを集めている。

 「今後、原料メーカーとコラボレーションし、様々な原料をヒト幹細胞培養液と組み合わせることで、新たな価値を生みだしていきたいと考えている。2022年12月期は非常に好調で前年を大きく上回る形で推移した。2023年も攻めの姿勢を崩さず、一方で、急成長に伴う体制強化にも取り組んでいく」
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