資生堂、社内研究機関「資生堂D&Iラボ」を発足

粧業日報 2023年2月17日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 多様な人財の活躍と企業成長との関係を研究
  • 会社を成長に導く過程を自社を実験場としながら実証
資生堂、社内研究機関「資生堂D&Iラボ」を発足
 資生堂は、多様な人財の活躍と企業成長の関係を研究する「資生堂D&Iラボ」を発足し、2023年より本格的な実証研究に着手する。

 具体的には、ジェンダーや年齢、国籍など多様なバッググラウンドをもった人財が持てる力を発揮することで、異なる価値観や考え方が新たなイノベーションを生むまでのプロセスを検証し、企業成長への因果関係の実証を目指す。

 初年度である2023年は、日本における積年の課題である「ジェンダー平等/女性活躍」を最初の重点テーマと捉え、ジェンダーの多様性がもたらす効果の調査、分析による成功要因の追求、ジェンダー間のキャリアステップ機会の比較検証による障壁の見極めと解決に向けた取り組みの実効性などを検証していく。

 これらの研究の一部は、より客観的視点からの検証を行う意味で、アカデミアとのパートナシップにより推進する。第1弾として、東京大学の山口慎太郎教授との共同研究では、経済学的なアプローチによって納得度の高いエビデンスの構築に努める。

 なお、ロゴマークは、資生堂のコーポレートロゴに、「D&I」を研究する機関であることがわかるよう「Lab(ラボ)」を組み合わせ、シンプルながらも実直に真摯に研究に徹する姿勢を表現した。

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