ライオン、バングラデシュ合弁会社の増資引受

粧業日報 2023年3月7日号 3ページ

ライオン、バングラデシュ合弁会社の増資引受
 ライオンは、バングラデシュで事業を展開する「Lion Kallol Limited(ライオンカロール)」(ダッカ市、三井雅昭社長)が増資(5億バングラデシュタカ:約6億2500万円)を行い、出資比率(75%)に応じた金額(約4億6900万円)を引き受けることについて決議した。

 この資金を工場建設を想定した土地使用権購入などにあて、早期に同国での生産体制を構築し、事業拡大につなげていく。

 同社グループは、パーパス「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」を起点に、経営ビジョン「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」の実現に向けた取り組みを進めている。

 特に、2030年に向けて重要となる海外事業の拡大では、既存進出国・地域における事業の強化を進めるとともに、新たな国・地域への参入を図り、アジアでのプレゼンス拡大を目指している。

 2022年にはバングラデシュにて、同国で事業を展開する「Kallol Limited(カロール社)」との間で合弁会社「ライオンカロール」を設立し、同年10月1日より営業を開始し、2023年3月からは洗剤の販売開始を予定している。

 今回、伸びゆくバングラデシュ市場でライオンカロールの将来的な事業拡大に向けた生産基盤を確立するため、バングラデシュ経済特区(Bangladesh Special Economic Zone)内での工場建設を想定した土地使用権購入等を目的に増資を行い、ライオンが出資比率に応じた金額を引き受けることにした。
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