ケイズ、仕入先の新規開拓で幅広い容器を提案

週刊粧業 2023年3月20日号 6ページ

ケイズ、仕入先の新規開拓で幅広い容器を提案
 化粧品容器の卸販売や化粧品の研究開発・製造を手がけるケイズでは、化粧品市場の回復が後押しとなり、容器部門の実績(2022年4月~2023年1月までの10カ月間)が前年同期比106%となった。

 同社では、ユニークな形状やデザインの海外容器を得意とし、国内外の様々な仕入・加工先からクライアントに最適な容器の提案が可能で、さらに中身の製品開発(OEM)も含めたオールインワンで幅広く対応できる点を強みとしている。

 取扱容器の中では、充填の難しい海外の特殊なチューブ容器への引き合いが高まっているといい、「海外容器を取り扱い、化粧品の製造工場を保有しているため、容器の調達だけでなく中身の充填までお願いしたいという要望が多い。そこで現在、充填まで対応できる体制構築を順次進めている」(営業部第一営業グループ 田島聡課長)という。

 統括本部の千代剛彦統括本部長は、容器部門が今後進めていく取り組みについて、次のように説明した。

 「容器に関しては、『グローバル視点』『スピード感』『仕入先の新規開拓』の3つがこれから特に必要に迫られてくるポイントとなる。容器を取り巻く環境として、越境ECを視野に入れた案件が増えているほか、容器の仕入れに時間がかかってきているのが現状だ。今後、国内化粧品市場の回復がさらに戻ってくると、より特長ある製品を販売したいという取引先が増え、容器も多様化してくるだろう。越境ECやリードタイムの短縮化、多様化する用途への対応に向けて、4月からスタートする来期からは、海外の仕入先にもっとアプローチしていけるように営業をサポートする部署を新設し、これまで以上に取引先とのパイプを太くして提案の引き出しを増やしていく」
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