花王は、一般社団法人 女性の健康とメノポーズ協会が主催する「女性の健康経営アワード」にて、「推進賞」を受賞した。受賞にあたっては、女性の健康に関わる活動を研究所と事業部が一体となって社内外で進めている「アジアフェムテック・フェムケアプロジェクト」の取り組みが評価された。
「女性の健康経営アワード」は、女性の健康とメノポーズ協会が主催する「女性の健康検定」に合格した「女性の健康推進員」「女性の健康経営推進員」の個人、これらの人が在籍する法人・団体を対象に、女性の健康支援・健康教育・健康経営に結びつく積極的な取り組みや、その業績を表彰する制度。今回、同社は、法人・団体を対象とする「推進賞」を初受賞した。
「アジアフェムテック・フェムケアプロジェクト」では、同社が取り組む健康経営の一環として、生涯を通して身もこころも健康でいられることにより、どのような人生の選択をしてもいきいきと暮らしていける社会を目指し、研究所横断で事業部と一体となって、女性のこころとからだのゆらぎをサポートするソリューション提案を社内外に行っている。また、アジア各国の女性の健康課題は共通する部分が多く、現在国内に加えアジアの5つの国と地域で取り組みを検討・実施している。
具体的な取り組みとして、女性の健康リテラシー向上マネジャー研修を社内外で実施している。女性の多様な症状への理解とコミュニケーションを促進し、働きやすい職場環境づくりに寄与した。今後は、マネジャーだけでなく、職場全体のリテラシー向上に向けてすべての年代、男女問わず研修を実施していく。
そのほか、「産後孤独を解消する親子リアルイベント」の開催や、女性が直面するさまざまな健康課題にまつわるエピソードを自由に投稿・閲覧できる独自のソーシャルメディアの立ち上げ、中国にて育児メディアと共同で感情日記ミニアプリ「微笑日記」の立ち上げなども行っている。