カンタンに言うと
アルビオンは11月14日、「新中期経営計画2030・方針説明会」を開催し、小林章一社長が挨拶したのち、経営企画部 経営戦略グループ 鈴木翔多朗課長がデジタル&EC戦略「Meet New!! PROJECT」の概要について説明した。
同社では創業以来、高級化粧品の第一人者として、直接肌に付ける化粧品という特性から、顧客の肌状態を確認して最適な商品を案内することを重視し、対面販売にこだわり、化粧品専門店や百貨店など流通チャネルを限定して、専門教育を受けた美容スタッフによる対面での接客・販売を貫いてきた。
しかしながらこの1~2年、商業施設の撤退や廃業等で年間60~70店の取引先が閉店に追い込まれ、全国において核店舗が消失するエリアが出現しつつある中、買い物難民化してしまった愛用者より「近隣に取扱店がなくECで購入できるようにして欲しい」といった切実な声がお客様相談室に多数寄せられるようになっていた。
そうした声を真摯に捉え、買い物難民化してしまった顧客の救済を主眼に、これまで貫いてきた対面販売のみという姿勢を大きく転換し、通販サイトの立ち上げを含めたデジタル&EC戦略に舵を切ることにした。
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この記事は粧業日報 2024年11月26日号 1ページ 掲載
■アルビオン、新中期経営計画2030・方針説明会を開催◎「店頭での価値提供の最大化」がデジタル戦略の最大の目的■アルビオン、組織変更・人事異動(2025年1月1日付)■ライオン、令和6年度「あいち生物多様性認証企業」に認定■ライオン、中高生向けのオーラルケア授業用教材を制作
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