粧業日報 2024年12月3日号 5ページ
カンタンに言うと
マンダムは、肌を健康に美しく保つ技術開発を目的に、大阪大学大学院薬学研究科 先端化粧品科学(マンダム)共同研究講座にて、東京大学医科学研究所 感染・免疫部門教授 石井健教授と共同で、温泉成分として知られるアルムKが、ヒト表皮角化細胞のロリクリン産生やタイトジャンクション形成を促進し、肌のバリア機能を改善することを発見した。今回の研究成果を、温泉による美肌メカニズムに着目した、健やかで美しい肌へ導く製品開発に応用していく。
同社では、温泉成分として知られるアルムKが、細胞の感覚センサーTRPチャネルの一種であり、温かい温度を感知するTRPM4を活性化することや、ヒト表皮角化細胞からの炎症シグナルを抑制すること、表皮角化細胞の増殖を促進することを見出し、アルムKがTRPM4を活性化することにより肌状態を改善することを明らかにしてきた。しかしながらアルムKによる肌のバリア機能への影響については明らかになっていなかった。そこで今回、アルムKが肌のバリア機能に及ぼす影響の確認、メカニズムの解析を行った。
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この記事は粧業日報 2024年12月3日号 5ページ 掲載
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