粧業日報 2024年12月9日号 1ページ
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資生堂は、中期経営戦略「SHIFT 2025 and Beyond」(2023~2025年)が中国事業の不振などにより当初の想定を下回る状況が続く中、経営の立て直しに向けた新たな2カ年計画「アクションプラン 2025-2026」を策定した。
11月29日に開催された説明会で藤原憲太郎社長COOは、新プラン策定の背景や到達目標について、「コロナ禍以降、外部環境の変化に都度、迅速に対応してきたが、当初計画が未達に終わっている。その点に関して、経営陣一同大きな危機感を抱き、計画の策定にあたっては全てを見直した。市場の不安定な状況は今後も続くことを前提に、成長を楽観視せず、厳しい現状を踏まえたシビアな計画にしている。2025年の営業利益率は3.5%と据え置き、2026年に7%を目指す。この2年で営業利益率を引き上げ、ブランドに再投資が可能で、バランスの取れた収益構造をしっかりつくり上げることをマイルストーンに据えたい。持続的な成長を実現するためには、ブランドを磨き上げることが最も重要だ」と語った。
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この記事は粧業日報 2024年12月9日号 1ページ 掲載
■資生堂、2カ年の新アクションプランを策定◎コア3・ネクスト5に300億円超を投資し利益率の改善へ■メナード、第25回SCCJ優秀論文「奨励賞」を受賞■フレグランスブランド「ERAM」、POPUPSHOPを原宿ハラカドで開催 ■ポーラ文化研究所、「男性の化粧」の変遷について講演
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