2024年ヘアカラー市場、化粧品カテゴリーの伸長で緩やかな回復

C&T 2024年12月16日号 18ページ

カンタンに言うと

  • カラーシャンプーも市場活性化の求心力に
2024年ヘアカラー市場、化粧品カテゴリーの伸長で緩やかな回復

 アフターコロナ以降、ヘアカラー市場(一般市場)は、カラートリートメントをはじめ化粧品カテゴリーが伸長を続けており、緩やかな回復基調が続いている。

 2024年上期も微増で推移し、通期では920億円前後になる見込みだ。昨今はカラートリートメントを中心にEC・D2Cブランドが台頭しており、EC・D2Cを含めるとヘアカラー市場全体は1000億円超になる。

 長期的には人口減少の影響で市場縮小が進むと予想されているが、昨今は接客・サービス業を中心に職場での髪色の自由化が進んでおり、ヘアカラーを取り入れる機運は高まっている。

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