マリアンボレ、洗顔・クレンジングを軸にブランド価値の向上を推進

週刊粧業 2025年1月1日号 62ページ

マリアンボレ、洗顔・クレンジングを軸にブランド価値の向上を推進

 マリアンボレは、スキンケアを中心とする愛用者の満足向上に向けて、メークアップやヘアケアなどから新商品・リニューアル品の提案を強化している。2025年も新製品発売を契機に販売組織の活性化を図っていく計画だ。

 松尾圭一社長は「時代のニーズを捉え、前回のリニューアルから時間が経ってしまったアイテムの見直しを行いながら商品開発を進め、ブランドに新たな価値を生み出していきたい」と話している。昨今の商品戦略が奏功して、新たな代理店の開拓も進んでいるという。

 新商品開発戦略は、主力のスキンケアを中心にヘアケア、メークアップなどで推進している。

 スキンケアでは、クレイ洗顔(モイスト クレイウォッシュ)やクレンジングバームが発売から好調に推移し、ユーザーの定着化が進んでおり、引き続き提案を強化していく考えを示している。

 「『マリオンボレ』ブランドの立ち上げ当初から、落とすことをスキンケアのファーストステップに位置づけて、クレンジングと洗顔を美肌づくりのベースとする考えを継承してきている。新しく提案した洗浄系アイテムに対しても多くの方が期待感を持ってくださり、新たな機会の創出に寄与している。特にクレンジングバームは、毛穴ケアのクレンジング剤型として注目されていることも販売を後押ししている」(松尾社長)

 引き続き、洗浄系アイテムを軸にスキンケア愛用者の増大を図るとともに、キャンペーンを展開しながら「スキンケアのプラスアルファで他のカテゴリー商品も提案できるような施策を進めていきたい」と話している。

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