カンタンに言うと
カネボウ化粧品を含む花王グループの化粧品事業では、ブランドの個性と一貫性にこだわり、各カテゴリーで№1のブランド群にしていくことをめざしている。「グローバル・シャープトップ」戦略のファーストランナーに位置づける「SENSAI」「MOLTON BROWN」「Curél」の3ブランドや、戦略投資ブランド「KANEBO」「KATE」を中心に育成・強化を図っている。
2025年1月1日付で花王の化粧品事業部門長と、カネボウ化粧品の代表取締役社長に女性で初めて就任した内山智子氏に、花王の化粧品事業における2024年の振り返りと2025年の抱負を語ってもらった。
――まずは入社以来、ご自身がこれまで歩まれてきたキャリアについてお聞かせください。
内山 2002年に花王へ入社し、最初はボディソープやハンドソープ、フェイスクレンザーに用いられる界面活性剤とポリマーの原料開発を担当しました。
その後、「アタック」や「エマール」などの衣料用洗剤の研究開発を担当し、19年にヘアケア研究所へと異動してから「リーゼ」や「ケープ」などのスタイリング剤の研究に従事しました。
その後、事業開発部門へと異動し、21年からヘアケア研究の知識を生かした毛髪にまつわる新たな素材開発などの新規事業を担当しました。
そして2023年1月から、「メリット」や「エッセンシャル」「セグレタ」「サクセス」などのインバス商品を担当するヘアケア第1事業部の部長として2年間従事し、2025年1月より、化粧品事業部門長・カネボウ化粧品社長に就任いたしました。
化粧品事業に直接携わるのは今回が初めてとなりますが、ヘアケア研究所時代に「リクイール」や「リサージヴォーニュ」「サラ」「エロイカ」といったカネボウ化粧品のヘアケア商品に関する原料開発や品質管理にも携わっており、これまでに色々と接点があったことを改めて思い返している次第です。
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この記事は週刊粧業 2025年1月1日号 10ページ 掲載
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