粧業日報 2025年1月20日号 5ページ
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日本化粧品工業会(粧工会)・西日本支部が1月6日、大阪市内で「2025年新年互礼会」を開催し、660名超が参集した。
開会に先立ち挨拶に登壇した西日本支部の西村元延支部長(マンダム会長)は、「先ごろIMFが発表した世界経済の見通しでは、経済成長率は今後も安定的だが、パンデミック前に比べ勢いに欠けるとし、中長期的な低成長時代に突入したとしている。日本の化粧品業界も同様の傾向が見られる。経済産業省が発表した生産動態統計で、2024年1~10月の化粧品出荷額は前年同期比で上回っているものの、パンデミック前の水準には届いておらず、19年比78.6%で推移している。また、化粧品の輸入額は19年比約150%で推移しているが、輸出額は91%台となっており、回復は緩やかだ。一方で、2024年10月の外国人旅行者数は331万2000人となり単月での過去最高を更新し、年間累計数(1~11月)も3337万9900人と過去最高を記録した。今年4月からはいよいよ大阪・関西万博が開幕される。さらに海外からの旅行者が増えることが予想され、その経済効果に期待したい。今年は巳年で、蛇は再生や復活を象徴する縁起のいい生き物とされている。当工業会は化粧品事業者の身近な団体として、古い皮を脱ぎ捨て生まれ変わる気持ちで、新たな成功を目指してチャレンジできるよう、少しでもお役に立てるサービスをこれまで以上に推進して、化粧品業界の健全な発展に貢献していきたい」と語った。
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