能登半島地震に始まった1年ではございましたが、日銀によるマイナス金利解除。政治資金パーティーを巡る裏金問題といった不安定な政治・経済環境に加え、宮崎での震度6弱の地震を受け、初の南海トラフ巨大地震「注意」の呼びかけ。世界的な気候変動による異常気象や、日本国内での自然災害が私たちの日常に大きな影響を及ぼしました。これらの出来事を通じて、私たちは自然との調和や持続可能な未来を実現する重要性を改めて痛感いたしました。
一方で、パリオリンピックで躍動する日本選手団、ワールドカップ予選で躍進するサッカー日本代表、ロサンゼルス・ドジャースでワールドシリーズ制覇を成し遂げた大谷翔平選手など、日本のスポーツ選手達が輝かしい成績をおさめている様を目の当たりにすることができました。これらは日本人の持つ優れた相互理解の精神、諦めないメンタリティ、弛まぬ努力が実を結びもたらした結果であると考えております。
本年2025年は、加美乃素本舗が創業して117年を迎えると同時に、阪神・淡路大震災から30年という節目の年でもあります。震災では、本社および工場が被災し多くの困難に直面しましたが、社員一丸となって事業の復興に尽力してまいりました。
当時の経験は、私たちに逆境を乗り越える強さと、お客様に寄り添う企業姿勢の重要性を改めて教えてくれました。そして、震災を乗り越え今日に至ることができたのも、支えてくださった皆さまのおかげであり、改めて深く感謝申し上げます。
さて、我々の業界を取り巻く環境を見てみますと、終わらぬロシアのウクライナ軍事侵攻、米中貿易摩擦、中東情勢の緊迫化、超高齢化社会といった背景もあり、今後とも市場環境は厳しいものが予測されます。
しかしながらそういった環境下であるからこそ、日々の小さな変化を敏感に感じ取ることが必要となってまいります。変化を感じそのヒントをもとに自身が考え進化する事で小さなイノベーションが起こり、それらが積み重なる事で企業の発展へと繋げる事が出来ると信じております。
この記事は週刊粧業 2025年1月1日号 43ページ 掲載
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