2025年の幕開けとともに、私ども伊勢半グループは創業200周年の節目を迎えました。
創業以来、人々の「美しくありたい」という不変の願いに応えようと、ひたむきにものづくりへ取り組んで参りました。伝統を守りながらも革新を重ねてきた先に、こうして記念すべき年を迎えられましたこと大変嬉しく思います。時代とともにメイクのあり方も形を変え、今なお目まぐるしく変化する化粧品市場において、我々だけではここまで歩んでくることはできませんでした。これもひとえに、業界関係者の皆さまからのご厚情ならびにご支援の賜物と、心より感謝申し上げます。
江戸時代後期の1825年、初代・澤田半右衛門は江戸の日本橋・小舟町に紅屋「伊勢屋半右衛門(通称:伊勢半)」を創業しました。工夫を凝らして極めた玉虫色の紅は、高品質の証として評判になりました。伝統の紅づくりは伊勢半の矜持であり、今なお創業時から変わらぬ製法で大切に守り継いでおります。その一方で時代の変化にあわせ、西洋風の油性口紅の開発にもいち早く取り組み、戦後は総合化粧品メーカーへと舵を切りました。品質にこだわった多彩な商品と遊び心あふれるユニークな宣伝・販促で、今日に至るまで多くのお客様にご愛顧いただけるブランドを市場に送り出してして参りました。
現存する最後の紅屋であり、日本で最も長い歴史をもつメイクアップ化粧品メーカーである伊勢半グループは、これまでも化粧品業界で先駆けて数多くの第一歩を踏み出しました。
そしてこの度、創業200周年を機に、私たちの存在意義を改めて皆さまへ表明するパーパスとして「The 1st Cosmetics.伊勢半 いちばんほしいを、いちばんに」を掲げることといたしました。話題性・品質・価格・サービス、全てにおいてお客様が一番欲しいものを一番にお届けするという力強い決意を込めた言葉とともに、今後さらに邁進していく所存です。
200周年のその先もメイクを楽しむ人々の気持ちに寄り添いながら、私たちが世に生み出す化粧品が世界中の人々を喜ばせ、驚かせ、輝かせることで、たくさんの美と幸せを紡いでいけるよう、進取の精神と果敢な行動力で伊勢半グループ社員一同、ひたむきに励んで参ります。
この記事は週刊粧業 2025年1月1日号 42ページ 掲載
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