2024年は、気候変動や国際情勢、為替変動など様々な変化と課題に直面し、先行き不透明な1年になりました。特に大幅な円安などの影響による物価高は日常生活に大きな影響を及ぼし、厳しくなる生活者の価値観を超える新しい価値の提案と創造のために「生活者発・生活者着」を見つめ直した1年でした。
昨年、マンダムでは2027年に迎える創業100周年に向け、「成長基盤構築」をテーマに掲げた第14次中期経営計画(MP-14)がスタートし、初年度となる昨年は強い決意と意志を持って、抜本的な構造改革と収益性改善に着手しました。
国内ではマンダムの強みである「男性知見」を活かして、今までお役立ちができていなかったアッパーミドル層に向け、異業種とのコラボレーションで新たなスキンケア習慣を提案する新ブランド「ZFACE」を導入し、また、マンダムとしては初めてとなる化粧品の枠を飛び越えてメンズスタイリングに特化した美容家電の新ブランド「ium」を発売するなど、新たな挑戦をしました。
2025年はMP-14の2年目として、力強いグローバルカンパニーとなることを目指し、成長エンジンとしてのASEANにおける事業強化や新エリアへのアグレッシブな挑戦をしていきます。
グローバルカンパニーへの成長には、グローバル人財の育成も欠かせません。人財育成は「人間系企業」としてのマンダムの根幹であり、人財育成を実現できてこそ企業としての持続的な成長に繋がると考え、引き続き積極的な取り組み及び投資による強化を図ります。
また、従来の枠を超えてお役立ちの拡大をするために、新たな取り組みやコラボレーションを通じて今までお役立ちできていない生活者へアプローチし、同時に、化粧品以外の健・清・美に関する新規ビジネスへも積極的にチャレンジすることで、より多くの生活者へのお役立ちを図ります。今まで以上に「生活者発・生活者着」の視点を大切にしつつも、過去の成功体験や既存の価値観や常識にとらわれないマンダム独自の価値創造を目指していきます。
創業100周年とその先の未来に向け、理念に定めた「人間系企業」としてコーポレートスローガンに掲げる “BE ANYTHING,BE EVERYTHING.”(意味:なりたい自分に、全部なろう)を実現できる社会の創造を目指し、グローバルにお役立ちし続ける企業でありたいと考えています。
この記事は週刊粧業 2025年1月1日号 42ページ 掲載
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