資生堂は、40年以上にわたる化粧に関する感性科学の研究を応用し、近年、脳科学・心理学領域で注目の「AWE(オウ)体験」に着目し、見るだけで美しくなれる畏敬を引き起こす映像を開発した。
これらの映像は、1月22日にオープンしたShiseido Beauty Parkの「Shiseido Art & Science Lab」の象徴的なコンテンツとして、1階の16K大画面を有する「Beauty Retreat Theater(ビューティー・リトリート・シアター)」で上映されている。
実証試験では、約9割の映像体験者(20~60代の男女)が比較対象の自然風景映像よりも畏敬の度合いを高く評価し、AWE体験に寄与していることが示唆された。AWEとは、日本語で「畏敬の念」を意味し、果てしない壮大な風景などを前に、自分の存在の小ささを知る体験のことを指す。AWEを体験すると脳活動に変化を起こし、身体の炎症を抑え、利他の精神を高めるなど、心や身体、さらには社会へもポジティブな影響があることが科学的に次々と解明され始めている。
映像では、AWE体験がもたらす心と身体へのポジティブな影響を美しさととらえ、ArtとScienceを融合させた。第1弾は、冬季限定で厳しい雪山や広大な氷山の映像を組み合わせた「Hydrating Winter」を上映し、今後も季節に合わせた映像を上映する。
この記事は粧業日報 2025年1月28日号 6ページ 掲載
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