カンタンに言うと
エス・アイ・シー(本社=愛知県岡崎市)は、愛知県岡崎市のゆるキャラとして活躍する「オカザえもん」とのコラボ化粧品でシリーズ化を進めている。
コラボ第2弾として2024年9月に発売したシートマスク「オカザえもん フェイスマスク」(1枚入429円)は、シートにオカザえもんの顔がプリントされたマスクで、ソメイヨシノ葉エキスなど3種の植物エキスやアルブチンなどの美容成分を配合している。
オカザえもんになりきって楽しみながら、しっかりケアできるシートマスクとして、若い女性を中心にクチコミで広がり一部の家電量販店では、外国人旅行者にも好評だという。
そのほか、自社ECや愛知県内のサービスエリアやホテルなどでも販売している。伊藤博行社長は「笑いやコミュニケーションが生まれるアイテムとして、社内イベント用にまとめて購入されることもあり、企業ノベルティとしての活用も提案していきたい」と話している。
コラボ企画は2022年からスタートした。第1弾の「オカザえもん マルチバーム」(4g 880円)は、セラミド、ヒアルロン酸のほか、ホホバ種子油など4種の植物オイルを配合し、顔や手、爪など乾燥が気になる部位に使える保湿バームで、岡崎市のふるさと納税の返礼品にも登録されている。マルチバームの好評を得てシリーズ化を検討してきた。
伊藤社長は「岡崎市を一緒に盛り上げていきたいという想いで、化粧品としての機能と使う楽しさの両立を目指して取り組んでいる。取扱店からは、オカザえもんをデザインした什器やパッケージは店頭で一際目を引き、新たな集客につながるとの評価も得ている。特に今回のシートマスクは、パッケージだけでなく、シートにもオカザえもんがプリントされているので、友人や家族と一緒に使う楽しさも共感できるアイテムとして複数枚購入される方もいる」と話す。
現在、コラボ第3弾として洗顔石けんを開発中で、伊藤社長は「春頃の発売に向けて準備を進めている。コラボコスメを広げながら岡崎市の認知度を高めていきたい」と抱負を語った。
関連キーワード
この記事は粧業日報 2025年1月28日号 5ページ 掲載
■11月の家庭用洗浄剤出荷額1.4%減、2カ月ぶりのマイナス■良品計画、国内で好調なスキンケアを中国で発売■コーセー ミルボン コスメティクス、2025年春新製品発表会を開催■エス・アイ・シー、「オカザえもん」とのコラボで地域活性化■資生堂、見るだけで美しくなれる映像を開発
バラ売り
【週刊粧業】2024年化粧品業界 基礎データ
バラ売り
【週刊粧業】2023年度国内化粧品売上高上位30社
バラ売り
【週刊粧業】2025年敏感肌・低刺激コスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年消臭・芳香剤の最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2025年シワ改善化粧品の最新動向
バラ売り
【週刊粧業】ライオン、2025年ライオン会総会を開催
バラ売り
【週刊粧業】東流社、春の商談会でペット関連、オリジナル商品を強化
バラ売り
【週刊粧業】SAKURAYA FOR ME 聖蹟桜ヶ丘店、デジタル施策と連動する体験型に改装
紙面を探す
紙面を探す
レポートを探す
無料でダウンロード
カタログを探す
無料で見る
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、日用品、医薬品、美容業、装粧品、エステティック等を中心とした生産・流通産業界の総合専門情報紙。
季刊/年4回
化粧品、日用品、アクセサリーなどの業界別の市場動向をはじめ、戦略、流通、経営、マーケティングを扱う情報専門誌。
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、トイレタリー、石鹸、歯磨、日用品に関する情報の速報版。業界のエグゼクティブ必読の情報紙。
週刊/毎週月曜日発行
昭和33年に創刊された、わが国初の訪問販売化粧品業界の専門情報紙。