エス・アイ・シー、「オカザえもん」フェイスマスクで地域活性化

粧業日報 2025年1月28日号 5ページ

カンタンに言うと

  • 使う楽しさの提供でフェイスマスクがヒット、洗顔石けんを開発中
エス・アイ・シー、「オカザえもん」フェイスマスクで地域活性化

 エス・アイ・シー(本社=愛知県岡崎市)は、愛知県岡崎市のゆるキャラとして活躍する「オカザえもん」とのコラボ化粧品でシリーズ化を進めている。

 コラボ第2弾として2024年9月に発売したシートマスク「オカザえもん フェイスマスク」(1枚入429円)は、シートにオカザえもんの顔がプリントされたマスクで、ソメイヨシノ葉エキスなど3種の植物エキスやアルブチンなどの美容成分を配合している。

 オカザえもんになりきって楽しみながら、しっかりケアできるシートマスクとして、若い女性を中心にクチコミで広がり一部の家電量販店では、外国人旅行者にも好評だという。

 そのほか、自社ECや愛知県内のサービスエリアやホテルなどでも販売している。伊藤博行社長は「笑いやコミュニケーションが生まれるアイテムとして、社内イベント用にまとめて購入されることもあり、企業ノベルティとしての活用も提案していきたい」と話している。

 コラボ企画は2022年からスタートした。第1弾の「オカザえもん マルチバーム」(4g 880円)は、セラミド、ヒアルロン酸のほか、ホホバ種子油など4種の植物オイルを配合し、顔や手、爪など乾燥が気になる部位に使える保湿バームで、岡崎市のふるさと納税の返礼品にも登録されている。マルチバームの好評を得てシリーズ化を検討してきた。

 伊藤社長は「岡崎市を一緒に盛り上げていきたいという想いで、化粧品としての機能と使う楽しさの両立を目指して取り組んでいる。取扱店からは、オカザえもんをデザインした什器やパッケージは店頭で一際目を引き、新たな集客につながるとの評価も得ている。特に今回のシートマスクは、パッケージだけでなく、シートにもオカザえもんがプリントされているので、友人や家族と一緒に使う楽しさも共感できるアイテムとして複数枚購入される方もいる」と話す。

 現在、コラボ第3弾として洗顔石けんを開発中で、伊藤社長は「春頃の発売に向けて準備を進めている。コラボコスメを広げながら岡崎市の認知度を高めていきたい」と抱負を語った。


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