資生堂、バイオ技術を搭載した新アルティミューン誕生

粧業日報 2025年1月30日号 6ページ

資生堂、バイオ技術を搭載した新アルティミューン誕生

 資生堂は3月1日、世界90の国と地域で展開するブランド「SHISEIDO」から、30年以上にわたる独自研究を背景に、スキンケアの新時代を切り拓く次世代美容液「アルティミューン パワライジング セラム」(30mL・9900円、50mL・1万5180円、50mL(レフィル)・1万4630円)を、全国のデパートを中心とした約380店をはじめ、SHISEIDOオフィシャルサイト、資生堂オンラインストアで発売する。

 日本の伝統的なバイオ技術である発酵技術に着想を得て、先端の技術を融合させ、「発酵カメリアエキス+」を生み出した。「発酵カメリアエキス+」は、椿油の搾りかすを日本酒で使用される麹菌「黄麹」を使って発酵させることで、美容成分へとアップサイクルした成分を含んでいる。厳しい環境にもかかわらず力強く咲き誇る、五島列島産の椿のエキスを使用している。この「発酵カメリアエキス+」と厳選された美容成分を3000万個の角層細胞へすみずみまで届ける。

 朝、夜、毎日のお手入れで、ハリ、なめらかさ、透明感あふれる輝きに満ち、うるおいが湧きあがるような肌へ導く。

 パッケージは、持続可能性を重視し、時代の先端をいく商品として進化した。これまでに築き上げたアイデンティティーは踏襲しながら、新たなコンセプト「ジャパニーズモダンリファインメント」を具現化し、ミニマリズムを取り入れ、プレステージ感とサステビリティの両立を実現した。

 ガラスは重厚感を担保しながら軽量化に成功するとともに、リサイクルガラスを15%以上使用した容器を採用している。レフィルは、通常のパッケージと比較してプラスチック廃棄物を93%削減。レフィルのキャップには50%植物由来のプラスチックを採用している。

ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 資生堂、バイオ技術を搭載した新アルティミューン誕生

PDF記事・人気ランキング

最新PDF記事

最新PDF記事をもっと見る

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
株式会社ミンテルジャパン
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop