花王のスキンケアブランド「ビオレ」は、インターブランドジャパンが主催する「ブランディング」の取り組みを評価する日本初のアワード「Japan Branding Awards 2024」にて、最高賞である「Gold」を受賞した。
スキンケアブランド「ビオレ」は、1980年の誕生以来、生活者の快適な生活を実現するため、常に新しいスキンケア習慣を提案してきた。肌を「人と人」「人と社会」がつながるための大切なコミュニケーションツールと捉え、肌を通して社会とのつながりを広げるためにさまざまな活動やモノづくりに取り組んでいる。
今後に向けては、「肌」を取り巻く環境ストレスのグローバルな社会課題に挑むというアンビションのもと、変化する社会ニーズに応え続けることで、持続的な成長を目指している。
受賞にあたっては、「コロナ禍を経た社会の潮流や生活者の変化を捉え、将来にわたり取り組むべき社会課題は何か、あるべき姿を見直し、新たなパーパスを製品事業にアジャイルに取り入れ事業成長につなげている点」が評価された。
具体的には、革新的な製品開発を通じて新たな生活習慣を提案し、既存市場の変革に挑戦し、社内では健全な競争意識を持ちつつ、「いいものを作る」という精神を堅持しながらも、社員自身が顧客との対話を楽しみ、Bioréに愛着を持って取り組む姿勢への評価が高かった。
ビオレは、「実感」「感動」を重視したユニークな製品開発でブランド体験を構築。特に、2023年に発売した「ビオレUV アクアリッチ アクアプロテクトミスト(瞬感ミストUV)」は、外出先での日やけ止めの塗り直しを快適な「しゅっ!ぴたっ!」体験に変えるなど、活動的な生活をサポート。塗り直し実施率やSNSエンゲージメント量が増加するなど、生活者から高く支持されている。
さらに、ブランドパーパスに基づき、長年にわたり小学校などで「ビオレu 泡で出てくるハンドソープ」とオリジナルの手洗い歌を活用した「手洗い教室」を実施、児童に正しい手洗いを啓発してきた。また、2021年からは「SUN & SMILES ACTION」を開始し、保育園での日やけ止め啓発や屋外スポーツイベント支援を通じて、太陽の下での活動的な生活を推進している。
こうした様々な取り組みにより、「ビオレ」ブランドは3年連続で売上が伸長し、日やけ止めカテゴリーでは市場を大きく上回る成長を達成している。
この記事は粧業日報 2025年2月3日号 5ページ 掲載
■花王、入浴シーン以外に炭酸の血流促進作用を拡張■TOA、皮膚刺激性試験の共同研究で大会長特別賞を受賞■花王、皮脂中の不飽和脂肪酸を選択的に除去する洗浄技術を確立■花王ビオレ、「Japan Branding Awards 2024」にて最高賞を獲得■ポーラ、1品3役のヘッドスパジェラートを発売
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