資生堂は、ブランドの設立から30周年を迎える、通常のファンデーションではカバーすることが難しい、あざ、白斑、やけど跡、傷跡、がん治療の副作用などによる肌の色変化に対応する専用ブランド「パーフェクトカバー」のフルリニューアルを行う。海外では2月1日より、日本では全国の化粧品専門店やデパート、資生堂オンラインストア、提携医療機関で2月21日より順次発売する。
また、現在商品を展開している日本、中国、シンガポール、台湾の4つの国・地域に加え、今春にはフランスへの進出が決定した。
「パーフェクトカバー」は、1995年9月、医療機関との連携による「青あざ(太田母斑など)」「赤あざ(血管腫など)」「濃いシミ」を持つ人へのメークアップ効果の研究を通じて、「しっかりカバーすること」と「自然な仕上がり」の両立を目的に開発された。その後、技術の進化とともに、白斑や傷跡・やけど跡などの凹凸カバーにも対応できるラインナップへと拡充し、がん治療に伴う外見の変化にも対応。卓越したカバー力と化粧持ちのよさは高く評価されている。
今回のリニューアルでは、同社のサステナブルな製品開発指針に基づき、ブランド全商品の商品機能を維持・向上させるとともに、グローバルの多様なスキントーンに対応できる色調配置へ強化を図った。
あらゆる色悩みのカバーに対応した「ファンデーション MC n ベーシックカラー」(日本:全9色各20g 4180円、海外:全18色20g)は、最大16色展開(取扱色調数は国・地域で異なる)、SPF35・PA+++(従来品はSPF30・PA+++)とした。多様なカバーニーズに対応するため、本来の肌の色とのコントラストの差が大きい濃い色悩みに対して、より自然な仕上がりを実現する調整色「ファンデーション MC n コントロールカラー」(全2色各20g 4180円)を新たに配置した。
白斑のカバーに特化した「ファンデーション VC n」(18mL・3850円)は、ディープスキントーンに対応した色調を追加し、2色展開(従来品は1色)、SPF25・PA++(従来品はSPF18・PA++)となった。
化粧持ち効果に優れた「ルースパウダー n」(全2色各8g 3850円)は、ディープスキントーンに対応した色調を追加し、2色展開(従来品は1色)、化粧持ちの機能を12時間(従来品は8時間)に高めた。
「クレンジングオイル n」(1種195mL・3520円)は、高い洗浄力で落ちにくいパーフェクトカバーのファンデーションをよりすっきり落としやすく改良した。
この記事は粧業日報 2025年2月10日号 4ページ 掲載
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