カンタンに言うと
資生堂ジャパンは2月7日、資生堂花椿ホールにて、今年8月に誕生20周年を迎えるトータルメークアップブランド「マキアージュ」の新たなブランドメッセージ「きれいは、みんなで進んでく。」を発表した。また、新ブランドメッセージの発信にあたり、同世代と共に未来に向かい踏み出していく存在として、新ミューズに俳優の古川琴音氏を起用し、2月7日より順次、SNSを中心に自社サイト、屋外広告などでブランドコミュニケーションをスタートしている。
資生堂ジャパンのマキアージュ ブランドディベロップメントグループ ブランドマネージャーの榊原萌々氏は、「フランス語で化粧そのものを意味する『マキアージュ』は、誕生以来、常にその時代のビューティーの常識を打ち破る一歩先のビューティーのあり方を提案し、憧れのビューティーを高い品質の商品とともに提供してきた。その代表商品が『ファンデ美容液』というカテゴリーを創造し、昨年、SNSで話題となった『ドラマティックエッセンスリキッド』で、2022年の発売以来、圧倒的シェア№1を記録している。しかし時代は変わりつつあり、ビューティーの多様化が進み、新たなビューティーを作り出すきっかけは、ブランドからの画一的な憧れの提示だけでなく、友人同士やSNS内での生活者同士の会話の中から生まれている。SNSのポジティブな活用を通じて、生活者が互いを高め合いながら自分にとってのきれいを見つける『エンハンス文化』こそがまさにメークカテゴリーの新たな潮流だと捉えている。今のメークトレンドはブランドが一方的に作り出すものではなく、生活者自らが作り出すものになっている。これからのマキアージュは、対生活者という構図ではなく、生活者の輪の中に一緒に入っていき、その声を聞き、互いに教え高め合う関係性を築くことでコミュニケーションを進化させ、生活者と一緒にきれいを作り出していきたい。そして互いが高め合い、自分にとってのきれいを見つけた先には、想像もできなかった未来が待っていると信じている。新マキアージュを象徴する商品の第1弾は、素肌のポテンシャルまで高めるファンデ美容液『エッセンスリキッド EX』(5色各24mL・3740円、レフィル3520円、SPF50+・PA++++)で、2月21日に発売する。美容液が肌にずっと触れる独自技術『セラムファースト技術』は継続搭載し、美容保湿成分の配合量を高めるなど、みずみずしいテクスチャーへと進化している。今後も高いメーク仕上がりの実現はもちろんのこと、素肌のポテンシャルを高める技術を搭載したアイテムを提供しながら、『きれいは、みんなで進んでく。』を体現し、新しいチャレンジを応援することによって、お客様と一緒にビューティーの可能性を開いていくブランドに成長していく」と語った。
続いて、トークセッションに登場した古川さんは、「楽しいことがあったり、いいものを見つけたりすると、みんなに教えたい、シェアしたいというムードが高まる中、『きれいは、みんなで進んでく。』という言葉は今の時代にぴったりだと感じている。今回、マキアージュが皆のキレイになりたいという気持ちに寄り添い、見守りながら応援してくださっている気持ちを感じて嬉しくなった。若い人たちが互いに褒め合いながら高め合っていく姿は素敵だと思うので、この思いを届けられるように一生懸命頑張っていきたい」と抱負を述べた。
昨今、SNS上では主に20代を中心に、メークの悩みを相談し合い、互いに肯定し高め合う相互交流が活発になっている。マキアージュは、この傾向をメークの「エンハンス文化」と定義し、誕生20周年を迎える今年、互いを高め合うこの時代を共に歩み、未来へと踏み出すことを応援するブランドとして生まれ変わる。
新ブランドメッセージ「きれいは、みんなで進んでく。」には、SNS上で起きているメークをとりまく状況と共に歩み、その輪の中にマキアージュも入っていくことでコミュニケーションを進化させ、一緒にきれいを創り出していきたいという思いが込められている。2月7日より順次、ブランドサイトやSNSで、マキアージュの新たなメッセージを体現したコンセプトムービー「きれいは、みんなで進んでく。」を公開。ムービーは実際にSNSに投稿された内容で構成されており、互いを高め合いながら、自分にとってのきれいがつくられていく「エンハンス文化」を体現している。
また、誕生20周年を記念し、「メイクの力で、ちょっとちがう自分に出会える3日間。」をコンセプトとしたイベント「CHOTTO-SHITA PARTY」を、2月22日から3日間にわたり表参道で開催する。
来場者には、おしゃべりメーク診断の結果をもとに、ヘアメイクアップアーティストがいつもと「ちょっとちがう自分」に出会えるメーク体験を提供する。さらにメーク後には、プリクラやフォトブースなど、一人でも、友達とでも楽めるちょっとしたパーティ体験も用意している。イベントを通じ、新たな可能性を引き出されたいつもと「ちょっとちがう自分」に出会う楽しさをみんなでシェアし互いに肯定し高め合う体験を提供していく。
この記事は粧業日報 2025年2月17日号 4ページ 掲載
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