粧業日報 2025年2月18日号 1ページ
カンタンに言うと
資生堂の2024年12月期連結業績(IFRS)は、売上高が前期比1.8%増の9905億8600万円、コア営業利益が8.7%減の363億5900万円、営業利益が73.1%減の75億7500万円、税引前損失が12億6500万円(前期は310億3700万円の利益)、当期損失が108億1300万円となった。
売上高は、日本と欧州で注力ブランドが成長を牽引し成長を継続した一方、中国・トラベルリテール事業が中国人の消費低下により減収、米州も「Drunk Elephant」の回復遅れにより減収となった。
コア営業利益については、米州の減収が影響したものの、日本の大幅増益と全社を挙げたコストマネジメントにより、11月の公表数値を14億円上振れし、364億円となった。当期利益は、グローバル構造改革の確実な実行により非経常項目△288億円、セラーノート(譲渡したベアミネラルなど3ブランドに関する金融費用)に対する引当金△128億円を計上したことで108億円の赤字となった。
2025年は、コア営業利益は前年並みの365億円を必達目標とし、さらなる上積みを目指す。当期利益・フリーキャッシュフローともに黒字化を見込む。また、2026年のコア営業利益率7%の実現に向け、2025年中に構造改革アクションを完了する。
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この記事は粧業日報 2025年2月18日号 1ページ 掲載
■資生堂、24年12月期は日本・欧州事業が牽引し増収◎日本事業は構造改革の成果で営業利益が上振れ、欧州事業も好調■ポーラ化成、耳介部の皮膚温から深部体温を推定できる可能性発見■ライオン、CDP「水セキュリティ」分野の最高評価に4年連続選定■アイスタイル、香港に海外初の旗艦店「@cosme HONG KONG」を出店
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