カンタンに言うと
資生堂は2月18日~21日の4日間、グランドハイアット東京にて化粧品専門店向け方針発表会「ビューティーパートナーコンベンション2025」を開催し、参集したビューティパートナーリード店のオーナーに謝意を伝えるとともに、2025年度の方針、ブランド戦略、タッチポイント戦略、協働で取り組みたいことについて各責任者が説明した。
19日には、資生堂社長CEO兼資生堂ジャパン社長CEOの藤原憲太郎氏による「共に稼ぎ、共に成長する未来」についてのプレゼンテーションの後、資生堂ジャパン副社長の中田幸治氏による就任挨拶が行われた。
1日目のトップバッターとして登壇した藤原社長CEOは、「2025年1月付で資生堂グループCEOに就任し、グローバル全体をリードする立場となったが、グループの中でも最重要な市場は、言うまでもなくマザーマーケットである日本だ。中でも、各エリアをリードいただいている経営者のみなさま、店頭の販売責任者のみなさまと直接お顔を見てお話しできることを本当に嬉しく思う。2024年の資生堂グループ全体を振り返ると、昨年11月に発表した通期見通しのコア営業利益350億円に対して、実績は364億円となった。中でも全体を牽引してくれたのは日本事業であり、売上高は2年連続で10%の成長、収益性の観点でも2022年の赤字から、2023年には黒字化、2024年には200億円超の目標を大きく上回る281億円、コア営業利益率10%レベルを達成した。専門店事業においては全体実績を牽引していただいたリード店さまのお取り組みに感謝したい。資生堂ジャパンの目指す姿『Personal Skin Beauty & Wellness Company の『先駆者』になる』を宣言し、それを実現するために昨年からビジネストランスフォーメーションを断行して、まず価値創造をリードすることを宣言した。市場全体の成長が微増である日本において、価値創造することで成長すること、日本発の唯一無二の価値を世界に届けること。これは創業以来、資生堂が受け継ぎ、今後も変わらない我々の矜持だ。『本物を創る力』と『本物を届ける力』の2つが一緒になり、ブランド体験を最大化し、新しい市場・文化を創造していく」と語った。
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この記事は粧業日報 2025年3月5日号 1ページ 掲載
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