粧業日報 2025年3月6日号 4ページ
カンタンに言うと
資生堂は、独自特許技術である皮ふ組織の透明化技術を発展させ、皮ふに存在する免疫細胞を、表皮層から真皮層・皮下脂肪層まで包括的・立体的に観察することに成功した。
皮ふは人体最大の免疫臓器と呼ばれ、多様な免疫細胞が豊富に存在するが、従来の2次元での局所的な観察では限られた情報しか得られなかった。今回の3次元可視化技術の開発によって広範囲での観察が可能となり、免疫細胞の空間的配置・ネットワークを考慮した皮ふの免疫の役割をより深く理解することが可能になり、新たな免疫機能の解明が期待される。
同社は、「肌自らが持つ力で未来の肌悩みを未然に防ぐ」という考えのもと、30年以上前から、肌の健康に免疫が重要であることに着目し、研究を進化させてきた。今後も、皮ふの免疫研究をさらに発展させ、免疫細胞をケアすることで、年齢にとらわれない肌本来の美しさを実現する価値創出を目指す。
この記事は粧業日報 2025年3月6日号 4ページ 掲載
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