アルビオン、プラ包材の新たな循環型モデルの構築へ取り組み開始

粧業日報 2025年3月7日号 5ページ

カンタンに言うと

  • 自社の廃棄資材から新たな化粧品容器へ再生
アルビオン、プラ包材の新たな循環型モデルの構築へ取り組み開始

 アルビオンは、リファインバースグループ、三菱ケミカル、日本ポリプロの資源循環型事業に参加し、自社の廃棄資材から新たな化粧品容器へ再生する取り組みを開始する。

 同社は、持続可能な未来に向けたものづくりに一貫して取り組んでおり、プラスチック製容器やパッケージ包材については、これまでもリサイクル材料や植物を原料としたバイオマスプラスチックを優先的に採用し、容器の薄肉軽量化など地球環境への負荷低減に向けて様々な容器開発に努めてきた。

 また、自社「RECYCLE PROJECT」を通じて店頭から回収された容器を、ミニフォトフレームやオリジナルヘアクリップへ再生するなど、従来廃棄物とされたものを資源として再利用することにも取り組んでいる。

 今回、リファインバース、三菱ケミカル、日本ポリプロが構築する循環型モデル事業に参加し、廃棄資材から化粧品容器をつくる新たな事業に取り組む。

 化粧品容器は、容器メーカーから納品される際、キズ防止のため緩衝材や、埃の混入を防ぐためのポリ袋などで梱包されている。これらの梱包資材は、これまでは廃棄物としてサーマルリサイクルされていたが、今回の取り組みの第一歩として、この緩衝材が化粧品容器の材料として再生されることになる。

 年内を目処に、この再生プラスチックを容器に使用した新製品を発売する。今回の事業を通じて、廃棄資材が資源として新たな商品に生まれ変わるという循環型のものづくりが一層推進されることになる。

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