資生堂は、公益社団法人女性の健康とメノポーズ協会が主催する「女性の健康経営アワード」にて、企業・団体を対象とする「推進賞」を2年連続で受賞した。
受賞にあたっては、同社が健康経営を推進する中で、2020年に「女性の健康プロジェクト」を立ち上げ、2023年から3カ年中期計画にて、毎年異なる女性特有の健康課題にフォーカスし、独自のヘルスリテラシー向上に向けた取り組みを進めていることが評価された。
「女性の健康経営アワード」では、女性の健康検定に合格した「女性の健康推進員」「女性の健康経営推進員」の個人や、これらの人が在籍する法人・団体を対象に、女性の健康支援・健康教育・健康経営に結びつく積極的な取り組みを表彰している。
資生堂グループは約8割以上が女性社員であり、女性が健康でいきいきと働き続けられる環境を整えるため、2020年に「女性の健康プロジェクト」を結成した。社員一人ひとりがライフスタイルに応じた健康課題について正しい情報を入手・理解し、自律的に健康行動が取れるようにすること、会社全体でオープンに語り合う企業文化を醸成することを目的に、2023年からは3カ年中期計画でテーマ(2023年「更年期」、2024年「月経・PMS・妊娠・プレコンセプションケア」、2025年「適性体重・骨粗鬆症・貧血」)を決め、ヘルスリテラシー向上に向けた取り組みを実施している。
2024年は役員、産業医、保健師、現場の管理職が登壇した社内イベントを開催。イベントには男性役員も登壇し、「マネジメントという立場から考える女性の身体のケア」「オープンに話し合える風土醸成のために必要なこと」について、自身の経験を踏まえたメッセージを社員に届けた。
このように、男女問わず様々な立場の社員が参加し、全社で女性の健康に対する理解を深めることは、さらなる働きやすい職場環境づくりやキャリア支援などのサポート体制構築につながることから、今後も健康課題に沿った施策を展開し、社員やその家族を積極的に支援する取り組みを続けていく。
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この記事は粧業日報 2025年3月12日号 6ページ 掲載
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