ライオンは、4月1日より関東圏の歯科医院を通じて口腔ケアの習慣化をサポートする新サービス「OraCo(オラコ)」の提供を開始し、順次、展開エリアを拡大していく。歯科衛生士がオンラインで一人ひとりの口腔ケア習慣化をサポートする新しい形のサービス提供により、予防歯科習慣の浸透を目指す。
口腔健康の維持のためには、生活者自身が行うセルフケアと歯科医院への定期的な受診、それぞれの習慣化が不可欠で、適切なセルフケアを促すために、歯科医院内では患者に対して口腔衛生指導が行われているが、受診後にその指導内容を長期間継続することが難しいといった課題があった。そこで同社は、受診後の生活者に対して適切な口腔ケアのサポートを行う新サービスを開発した。
新サービスでは、歯科衛生士が歯科医院の指導内容に基づき患者をサポート。AIではなく経験豊富な歯科衛生士が一人ひとりに伴走する。また、歯科衛生士と患者の双方向コミュニケーションにより継続動機を醸成し、習慣化を支援する。
事前に行われた実証実験では、オンライン行動サポートによる口腔ケアの習慣化が確認できており、OraCoアプリを利用した群(25名)は、未利用群(25名)と比較して、受診後の歯科医院での指導内容の継続度が向上したという。
利用までの流れは、サービス導入済みの歯科医院が患者の口腔状態などの情報を記載した専用の登録証を発行。患者はアプリにプロフィールを入力し、登録証をアップロードして利用を開始する。その後、アプリを通じて、登録証の情報に基づいたケア習慣に関するコンテンツが患者宛に配信される。患者が提案されたケア習慣の実施状況や口腔ケアの悩みをチャットで送信すると、担当の歯科衛生士が用具の使い方や習慣化のコツ等をアドバイスする。
この記事は粧業日報 2025年3月12日号 2ページ 掲載
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