カンタンに言うと
ライオンは4月25日、シャンプーとトリートメントの間に塗るだけのヘアセラムを使用する習慣を提案し、美容液成分を髪の内部に届けることで美髪へ導く新ヘアケアブランド「MEGAMIS(メガミス)」(4種7品目、オープン価格)を全国のウエルシアグループ、ドン・キホーテ系列店舗、ロフト、ハンズ、@cosme STORE、楽天24などで販売を開始する。
汚れを落として美容液成分を入れる準備をする「シャンプー」(本体440mL、つめかえ用360mL)、美容液成分をたっぷり毛髪内部に届ける「ヘアセラム」(本体180mL、つめかえ用155mL)、入れた成分をパックする「トリートメント」(本体440mL、つめかえ用360mL)に加え、1回分セット「シャンプー&トリートメント トライアルサシェ」(10mL+10mL)をラインナップした。
同社が創業以来培ってきた界面化学と毛髪研究の知見を活かし、髪を美しく、より自分らしく輝ける日常をサポートしていく。
従来のクリーム状のトリートメントでは、油分が邪魔をして髪内部まで美容液成分が届きにくいことに着目。シャンプーとトリートメントの間に、高濃度浸透処方を採用したヘアセラムを塗る習慣を提案する。
シャンプーで「ひらく」、ヘアセラムで美容液成分を「いれる」、トリートメントで「とじる」のステップでしっかりと髪の内部を補修し、女神級にまとまるツヤ髪へ導く。
同社の調査によると、Z世代は他の世代と比較してヘアアイロンの使用やヘアカラー、ブリーチをしている割合が高く、ヘアスタイルで自己表現を楽しんでいる一方で、約7割が自分の髪に満足していないことがわかった。その理由の上位には、「髪がまとまらない」「ぱさつき」「傷み」を挙げている。
毛髪は、主にたんぱく質、脂質、水分で構成されている。ヘアアイロンなどの熱ダメージ、ヘアカラーやブリーチなどの化学的な処理を施すと、毛髪内部からたんぱく質や脂質など髪の美しさに寄与する成分が流出し、まとまりやツヤが失われる原因の1つとなる。
そこで同社は、毛髪の脂質成分であるイソステアリン酸に着目。ヘアアイロンやブリーチの使用などでハイダメージを受けた毛髪をモデルに研究を重ね、より多くのイソステアリン酸を届ける高濃度浸透処方を実現したヘアセラムを開発した。
トリートメントでとじる前にヘアセラムを塗り、その上からトリートメントでパックする新習慣で、女神級にまとまるツヤ髪へと導く。
「MEGAMIS」というブランド名は、アイドルなど憧れの推しを「女神、神」と称賛するSNS上のワードから着想を得た。毎日のケアで自分の理想(女神級・神級)に近づけるように、という想いが込められている。
どんなときもゆらがないツヤ髪へ導くことで、理想の自分に一歩でも近づきたいという気持ちに寄り添う。
この記事は粧業日報 2025年3月26日号 5ページ 掲載
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