山川貿易、4月よりCODIF社の新たな国内総代理店としてスタート

週刊粧業 2025年4月7日号 17ページ

山川貿易、4月よりCODIF社の新たな国内総代理店としてスタート

 山川貿易は、今年4月より国内総代理店として取り扱いを開始したCODIF社の原料の提案に注力していく。

 「ハイドラノブ」はCODIF社のロングセラー原料で、表皮ヒアルロン酸や保湿因子クローディン-1の合成促進、セラミドやNMFを増加させる効果など、ヒアルロン酸よりも高い保湿効果が確認されている。

 今回、新たにヘアケアに関するデータを取得した。毛髪の柔らかさ、美しさ、輝き、スタイリングのしやすさについて改善効果が確認されている。今後はスキンケアだけでなくヘアケアにも適用範囲を広げ、汎用性の高い医薬部外品原料として提案を強化していく。

 「海外メーカーの原料は医薬部外品として提案できないものが多いが、CODIF社の原料は提案できるものが多いため、幅広い製品を積極的に提案していく」(同社)

 「PANTODIUM CICA」は、海藻をバイオ技術によって発酵させることで得られるオーガニック認証取得済みの原料で、D-パンテノールではなしえない「肌の上で天然ビタミンB5を作る」というメカニズムで肌質改善に導く。なお、「CICA」という表記はフランス語の「cicatriser(傷を癒す)」という意味に由来しており、一般的にイメージされやすいツボクサとの関連はない。

 CODIF社の独自研究により、ヒト皮膚微生物叢がPANTODIUM CICAを代謝することにより、肌に必要な量のビタミンB5を肌の上で産生することを実証している。成長因子への作用について、ビタミンB5との相乗効果も確認されていることから、D-パンテノールよりも優れた作用が期待できる。

 主な効果として、肌の産生や修復、保湿、肌トラブル改善が期待できるという。臨床試験では、2カ月以内の腹部手術の傷跡に対する早期創傷治癒効果が確認された。

 「最近は原料のコンセプトをもとに、製品の開発を検討する流れが増えてきている。開発の起点になるような原料として採用いただけるように働きかけていく」(同社)

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