ファンケル・三橋英記社長、「ファンケルの理念は不変、世界中で愛されるブランドへ」(2025年入社式)

週刊粧業 2025年4月7日号 13ページ

ファンケル・三橋英記社長、「ファンケルの理念は不変、世界中で愛されるブランドへ」(2025年入社式)

 2025年は、ファンケルにとって特別な年だ。我々ファンケルは4月7日に創業45周年を迎えるとともに、名実ともにキリングループの一員となった最初の年でもある。この節目の年に入社された皆さんは、ファンケルと共に新たな歴史を刻んでいく大切な仲間だ。

 私たちファンケルは創業以来、「正義感を持って世の中の『不』を解消しよう」という理念のもとに歩んできた。この理念は、創業者の池森賢二さんが抱いた「世の中の不安・不便・不満などの不を解消したい」という強い思いから生まれたものだ。この創業理念を受け継いだ「もっと何かできるはず」という経営理念のもと、世の中の「不」の解消を目指し、お客様に喜んでいただくことを基準に、多くの新しい価値を世の中に送り出してきた。

 こうした素晴らしい理念のもとで成長してきた我々ファンケルだが、キリングループの一員となった後も、この理念は不変だ。理念に基づいたファンケルの強みや社風はそのままに、キリングループが持つマーケティングのノウハウや研究開発力、さらには海外グループ会社の販売チャネルなどの資産を活用して、ファンケルをより世界中のお客様に愛されるブランド・企業へと成長させていく。

 私から皆さんへの期待をお伝えしたいと思う。私から皆さんにお願いしたいことは一つで、とにかく挑戦し続けてほしい。

 この言葉にはいくつかの意味を込めている。

 まず、挑戦するということは主体的でなければできない。仕事に対して受け身である限りは挑戦できないので、ぜひ、自分の意見を持って主体的に仕事に取り組んでほしい。

 ファンケルは若手のアイデアやチャレンジが、新規事業や新製品の発売へつながっている。皆さんも、新たに多様な視点で提案や挑戦をし、積極的に会社の発展に寄与することを期待している。

 もちろん、わからないことがあれば遠慮なく周りに聞いてほしい。新しい環境において、質問することは恥ずかしいことではなく、むしろ学びの一歩だ。そして自分の意見をしっかり持ち、それを伝えることも重要だ。意見を述べることで、皆さん自身の成長はもとよりチームとしての成長にもつながる。

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