ポーラ化成、皮下深部のRL(Retaining Ligament)がたるみと関連

訪販ジャーナル 2025年4月21日号 8ページ

ポーラ化成、皮下深部のRL(Retaining Ligament)がたるみと関連

 ポーラ化成工業は、顔面のたるみ印象に関連することが示唆されている線維構造RL(Retaining Ligament、RL)の研究を進め、「加齢に伴い、皮下組織に存在する線維構造RLが細く断片化すること」「RLの構築に関わる因子Piezo1の発現量が加齢に伴って減少すること」「ワレモコウとローヤルゼリーの複合エキスがPiezo1の発現量を高めること」を発見した。

 この知見は、3月26~29日に開催された日本薬学会第145年会にて発表した。

 肌は、表皮・真皮・皮下組織の3層で構成されており、肌の奥には筋肉や骨が存在する。RLは何層にも重なる組織を横断する線維状の組織で、皮膚を柱のように支える役割を果たしている。

 目の周りや頬などRLが存在する部位は、加齢に伴い皮膚が重力方向に引き下がるたるみが生じる部位と一致している。このことから、RLの状態とたるみの関連性が示唆されている。しかし、RLの加齢変化については不明な点が残されていた。

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